記事の詳細

旅行で訪れた時の香港のイメージと言えば、「飲茶、夜景、コンクリートジャングル」でした。特に、空が見えないくらいビルがひしめき合う香港の高層ビル群を前にすると、ちょっとした息苦しさも感じていました。
 
 

意外と自然が豊かな香港

ところが、住んでみて初めて気づいたことのひとつに、「香港は意外と自然が豊か」ということがあります。ビルの窓から外を眺めると必ず目に入る山や海の景色。そこまで高い山はありませんが、整備されたトレッキングコースも沢山あるのです。マーケットが小さいため、あまりハイキングブックを見かけることはありませんが、香港政府観光局のウェブサイトなどに詳しく情報が掲載されています。

東京に住んでいる時も、トレッキングが好きだったので、念のためトレッキングシューズ持参で来港した私たち夫婦。香港に到着してすぐに「ドラゴンズバック」というハイキングコースに早速行ってきました!
 
 

アクセス抜群のトレッキングコース

hk12
記念すべき初トレッキング@香港のメンバーは主人の同僚と私の学校の友人。日本人、シンガポール人、台湾人そしてバングラディッシュ人という、なんとも香港らしいマルチナショナルなメンバーとなりました。トレッキングと呼ぶには大げさすぎる簡単なコースが多いので、スニーカーにTシャツという装いの人達が多かったです。

hk11
とっても狭い香港。トレッキングコースまでは大抵30分もあれば到着することができるのも香港トレッキングの嬉しいところ。日本だと早朝出発か、夜入りが多かったことを考えると手軽に楽しめるのも魅力です。タクシーが安いので、人数が集まればタクシーで登山口まで、ということも可能なのです。

hk10
ドラゴンズバックは龍の背のようになった山々の尾根つたいのコースとなっており、香港島絶景を楽しめるのが魅力。あいにくの曇り空でしたが、緑と海のコントラストがとっても素敵なコースでした。

hk9
山頂にて。トレイルランニングやマウンテンバイクを楽しんでいる人も多く、年齢も子どもからおじいさんまで様々。香港人から欧米人まで、ありとあらゆる人達とすれ違うのも、香港トレッキングの特徴かもしれません。そしてトレッキング後のお楽しみと言えば、なんと言っても飲茶。ダウンタウンからアクセスの良いトレッキングコースが多い香港トレッキングの醍醐味のひとつですね。

余談ですが、SHTMの先生にも大のトレッキング好きがおり、交流の一環としてハイキングイベントなども企画されていました(自由参加)。
 
 

A.Makita
慶應義塾大学卒業(2004年)。米国公認会計士。
日系大手企業、米国系製薬会社でマーケティング、ファイナンスに携わったのち、大手外資系ホテル運営会社のファイナンスに転職。2015年9月より香港理工大学院・ホスピタリティ&ツーリズムマネージメントスクール(通称SHTM)の修士プログラムに入学。

関連記事

こちらは個人ブログになり、情報は全て2015-2016年のものになります。最新の情報については大学の公式ホームページをご参照ください。
ページ上部へ戻る