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ほぼ全てのインターナショナルブランドホテルが集まる香港。ホテルマネージメントを勉強する立場としては、香港は本当に恵まれた環境だと思います。お金はかかりますが、勉強も兼ねて、香港滞在中にいろいろなホテルを訪れてみたいと思います。まずは、香港ホテル界の大御所、マンダリン・オリエンタル香港から。
 
 

香港ホテル界の大御所・マンダリンオリエンタル

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学校(SHTM)でも何人かはマンダリン・オリエンタル香港出身というほど香港でも有名なラグジュアリーホテル。九龍島で一番古いザ・ペニンシュラホテルに対し、香港島で一番歴史のあるホテルがこちらのマンダリン・オリエンタルホテル香港です。開業は1963年、実に50年以上のホテルですが、2006年に全面改装されたようで、全く古さを感じさせないのが印象的でした。香港金融&ビジネスの中心の中環(セントラル)のど真ん中に位置するため、ビジネスゲストが多いようですが、レストランなどは地元マダムや観光客の姿も多く見かけます。余談ですが、レスリーチャンが飛び降り自殺をしたホテルとしても有名です。

 
 

アフターヌーンティーと言えば、マンダリンオリエンタル香港

少々敷居の高いホテルでも、意外とリーズナブルに楽しめるのがアフターヌーンティー。香港人が口を揃えて「香港でアフターヌーンティーと言えば絶対ココがナンバーワン!」と呼ばれるのがマンダリン・オリエンタルホテル内、クリッパーズラウンジのアフターヌーンティーです。
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こちらが名物・クリッパーズラウンジのアフターヌーンティー。2人分で約HK500ドルくらいで、このボリュームです!!それぞれ好きなフレーバーのお茶をオーダーでき、種類は紅茶から中国茶、コーヒーまで数多く揃っています。サーブされた瞬間優雅な気分に浸れるアフターヌーンティーセットは、一品一品が繊細でとっても美味しいアイテムばかり!

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そしてこちらがマンダリンオリエンタルのアフターヌーンティーの名物、スコーンとローズペタルジャム(薔薇の花びらのジャム)。このローズペタルジャムは同ホテルのスイーツショップでも購入することができます。大きさはSとLがあり、どちらも重厚間のある立派な箱に入っているので、大事な人へのお土産にもオススメですよ!
 
 

観光客、ローカルマダム、そしてビジネスエグゼクティブが集う、ランチブッフェ

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一方、ランチビュッフェも有名なマンダリン・オリエンタル香港。ビュッフェは予約必須で、観光客、香港に住むマダム、そしてビジネスエグゼクティブなど、様々な客層が印象的でした。

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ウィークデーは大人368香港ドル、子ども268ドル(サービス料10%別)とお値段ははりますが、私が訪れた時はほぼ満席の状態。大きなタラバ蟹やシュリンプカクテル、生ハムやお寿司など豪華な前菜から始まり、本格的な北京ダック、ローストビーフなどの定番メニューも揃います。特に北京ダックは皮はパリッパリでとってもジューシーで、スタッフの方が丁寧に取り分けてくれるので、満足度が高かったです。そのほか、焼き蕎麦やチャーハン、肉や魚を使った中華料理など、食べきれないくらいの豪華メニューが揃います。外資系ホテルのビュッフェですが、中華、和食、アジアン、洋食がほどよい感じでそろっているところが、幅広い客層にうける要因なのかもしれませんね。

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そして忘れてはいけないのが、食後のスイーツ。アフターヌーンティーで有名なマンダリンオリエンタルだけあり、ランチビュッフェのスイーツもとっても充実。ひとつひとつが細工のようなスイーツから、口の中がすっきりするミニアイスまで揃います!
 
 
残念ながら宿泊はまだですが、香港を代表するホテルのひとつだけあり、ホテル館内は重厚な雰囲気。エレベーターから廊下、トイレに至るまでまるで美術館のような落ち着いた雰囲気が印象的でした。香港の喧騒から逃れたい時に、ふらりと立ち寄りたいホテルです。

マンダリンオリエンタル香港公式ウェブサイト(日本語)
 
 

A.Makita
慶應義塾大学卒業(2004年)。米国公認会計士。
日系大手企業、米国系製薬会社でマーケティング、ファイナンスに携わったのち、大手外資系ホテル運営会社のファイナンスに転職。2015年9月より香港理工大学院・ホスピタリティ&ツーリズムマネージメントスクール(通称SHTM)の修士プログラムに入学。

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